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THEATRE BROOKやダンスミュージックを主体としたユニットSun Pauloで知られる佐藤タイジ。彼の感性がそうさせるのか、存在そのものがそうだからなのか、バンドとしてもユニットとしても、それを象徴する「顔」という表現がなんだかしっくりとくる。
そんな彼が、数々の女性ボーカリストを迎えるフィーチャリング・プロジェクトとして昨年始動させた「Taiji All Stars」。先行シングルとして2枚をリリース、4名のボーカリストとの競演を経て、その楽曲も収録したアルバムが今作。
このプロジェクトを始めるにあたり、彼がまず最初に頼もうと思ったというSAKURAとのT-1「Star Navigation feat.SAKURA」。「絡む」という言葉が浮かぶ。洗練されたオシャレさ…そんな感覚を覚える冒頭から、徐々に絡んでいく声と音。あくまでも「絡み合う」のではなく「絡む」音。終盤では、個々がより際立つような情熱を感じさせる。続くT-2「Beginning Time feat.UA」では、彼女の持つ世界観に全てを委ね、その中で自由気ままに踊っているかのようなギターが印象的。その後3曲続けて、先行シングルとしてリリース済みの曲が登場。T-3「君が笑う方へfeat.bird」は“君が笑う方へ”と“つれてってあげる”と伸びやかに歌う彼女の声と繊細な音が相性の良さを感じさせ、T-4「Blessing Soul feat.Yasuko Matsuyuki」では女優・松雪泰子が、彼の生み出した曲という舞台の中で演じているかのように物語を歌う。T-5「天国の歌 feat.hitomi」は、退廃的な匂いがしたかと思えば、ポップさ全開で迫ってくる展開と彼女の甘い声はもちろんのこと、彼が初めて女性目線で書いたという詞も興味深い。
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