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働く女性の仕事場やこだわりを聞くなど、女性の仕事に関する記事を掲載しています。

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仕事場拝見 かんばる女性のインタビュー Vol.02 デザイナー 永井純

目指すは御堂筋ブランドの洋服

 よほどアメリカでの生活が楽しかったようで、帰国後も、日本でアルバイトをし、お金が貯まるとまたアメリカに飛ぶという生活を1年半ほど繰りかえしていたという。
 その後、ニット関係のアパレル会社のデザイナーを経て、フリーとして独立。センスや実力が評価され、仕事の依頼もとぎれることなく、順調なフリーランス生活を送っていたが、あることがきっかけで、依頼仕事ではなく、はじめて自分で企画した新ブランドを立ち上げることになる。
 「当時、売れる物を作るのがすごくうれしくて、とくかくトレンドを追いかけていました。でも、30歳を過ぎた頃からトレンドばかりを追いかけることに疑問を感じたんです。実際に、自分の好きなものって、ずっと愛用できるベーシックなものなんです。で、ある時にスーツを買うために、いろんなお店を回ったのですが、気に入ったものがまったくなかったんですね。みんなどうしているのかな?と思ったのが自分で新しいブランドを立ち上げるきっけでした」。
 理想の洋服を作るために、OLさん150人に作った商品を試着してもらい、試行錯誤を繰り返し、ようやく納得のいく商品が完成。そして、2001年1月5日、永井さんの思いがいっぱい詰まったお店「St.ODIM」が、オープンした。

仕事場拝見 がんばる女性のインタビュー
靭公園の緑を眺めながらリラックスできるかわいい店内

洋服は女性をきれいに見せるためのツール

 ちなみにブランド名の「St.ODIM」は、御堂ストリートをローマ字にし、反対に読んだもの。「東京の丸の内ファッションに対抗できる御堂筋ファッションを作りたいと思っていたので、このネーミングに決めました。シンボルマークには中之島公会堂のロゴを使っています」。

仕事場拝見 がんばる女性のインタビュー
シルエットがキレイなスーツで
エレガントな雰囲気を演出
 新ブランドを誕生させ、自分のお店を持ち、オーナー・デザイナーとなって一番痛感したのは、「お店を維持させることの大変さです。オープンする前は、洋服を作ることや準備に追われ、そこまで考えていなかった(笑)。オープンしてはじめて、お店を経営していくことの難しさを思い知りました」。
 とはいえ、働く女性をターゲットにした商品は、口コミで着実にファンを増やし、しっかり固定客をつかんでいる。
 「働く女性にいつまでもきれいであってほしい」が「St.ODIM」のコンセプト。「洋服はそのためのひとつのツールとして使ってほしい」と、永井さん。上質の素材を使ったシンプルで、着心地がよく、あきのこないデザインが「St.ODIM」の特徴。店内に並ぶスーツやジャケットはほぼ1点もので、カップルや夫婦で訪れる人も多いことから、メンズの商品も置いている。
 また、その人のサイズに合わせたパーソナルオーダーやフルオーダーも受付ていて、サイズで悩んでいた人やオリジナルのおしゃれを楽しみたい人に、喜ばれている。
仕事場拝見 がんばる女性のインタビュー

 「一度自分サイズの洋服を着ちゃうとハマちゃうみたいで、7割の人が、パーソナルオーダーです。自分の作ったものを着て、客様に喜んでいただけるのが、一番の幸せです。もっともっと喜んでいただけるように、今、作っているものをよりカッコよく進化させていきたいと思っています」と、笑顔いっぱいに語ってくれた。。

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